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備忘録;母の役割もそろそろ終盤。55歳になるこれからの毎日のできごとを記録しておこうと思う。

2024-3-18 ドラマ「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」

私は楽器の演奏も楽譜を読むこともできないし、良し悪しを聞き分けることもできないけど、オーケストラが大好きです。
「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」も、タイトルだけで観ることに決めました。



オーケストラの演奏ってなんであんなに胸に迫るんだろう。心をわしづかまれる感じ。憧れが実体化した感じ。


高校野球観戦も大好きですが、大勢で一つのことに取り組む姿勢に感動するのかもしれませんね。




以下、もーちょっと感想。ネタバレ含むかも。




小さな町の小さなオーケストラが中心の、そこに世界的に有名な指揮者が加わるお話で、毎回?オーケストラが演奏する場面があって、それがもう、とても好き、わくわくで、はあと憧れのため息。


指揮者の奥さんは、バイオリン奏者の娘をめぐる事件をきっかけに、その娘とピアノ奏者の息子を連れて、ドイツから帰国して先の小さな町に住んでいる、という設定で、夫婦、親子、家族、のあれこれにも切なくなりました。


いつもなら、親子のあれこれにはたいてい泣かされるのだけど、それよりも、なんでもない練習風景のオーケストラ演奏の方が泣けるんだなあこれが。


指揮者役の西嶋さん、画家で奥さん役の石田さん、娘は茉奈ちゃん、息子は大西くん、西田敏行さんや玉山さん氷魚くん満島くんも大好きな俳優さんだけど、最近の大好きはやっぱり新木さん。かわいくてきれいでフルートが似合う!ますます好きになっちゃいました。


最終回、


「私は行ってほしい。夏目さんが全然違う私を引き出してくれて、自分が奏でた音に驚いて、嬉しかった。前よりずっと自分を好きになれた。私も全然ちがう夏目さんが見たい。もっともっとすごくなった夏目さんの音楽が聞きたい。」


のセリフはすごく沁みました。


セリフで言うと、西嶋さん演じる夏目さんは、オーケストラのメンバーにいつもとても前向きな言葉をかけていたのがとても素敵でした。大きい人だなと。脚本の中の架空の人物だけど、いろんなことを彼のような視点で受け止めたいと思いました。


あみちゃんもとってもよかったー!一所懸命な姿。泣きながら話す場面はもうもらい泣きの大泣きでした。最後の空港のワルツ演奏シーンも最高!泣かす!



私は、小さい頃からピアノを習いたくて仕方なかったのですけど、あいにく両親は私に、ピアノではなくて習字を習わせました。それはそれで良いこともあるのですけど、ピアノに限らず楽器演奏は、今からでも始めたい積年の憧れです。


楽譜を見て楽器を演奏することは、話せる言語が増えることに似ている気がします。音楽は言葉ではやり取りできない相手とも一緒に楽しめますもんね。


申し訳ないけど子供たちには、その私の憧れを押し付けて、小さい頃からそれぞれ10年弱かな、ピアノを習ってもらいました。


市の中心部には立派な音楽ホールがあってお抱えのオーケストラもあって、また、小さい子供のためのコンサートもあって、子供たちが小さい頃は何度か足を運びました。


子供たちがお年頃になった頃はやっていたゲームでピアノ以外の楽器演奏にも興味が出たようで、中学高校の音楽では楽器演奏の授業を選択して、それぞれ好きな楽器の演奏もできるようになりました。


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Electronic Arts
ビデオゲーム


ピアノも楽器演奏の授業も年2回の発表会があったし、長男長女は中学でも高校でも放課後の課外活動でも楽器演奏をやっていて、その発表会も年2回同じようにありました。
ピアノの発表会が年2回X3人の6回、楽器演奏の発表会が年2回X3人の6回、課外活動の発表会が年2回X2人の4回。


クラッシック音楽もオーケストラも、興味も知識も全くなかった我々夫婦ですが、毎週のピアノクラス送迎と、発表会会場の送迎と参観のおかげで?ピアノや楽器演奏を聞く楽しみを知りました。


もしなにかのきっかけがあればぜひ、なにかの楽器を演奏できるようになりたいけど、憧れのままでも、時々オーケストラのコンサートを聞きに出かけることができたら幸せ。