go 55 go

備忘録;母の役割もそろそろ終盤。55歳になるこれからの毎日のできごとを記録しておこうと思う。

2024-3-29 友人と過ごす2時間の好果

金曜日のグッドフライデーから月曜日のイースターマンデーまで、連休のこのあたりです。


同僚として働くバイトの他にも仕事があって、いつも忙しい親友のKさんもお休みで、おいしいもの食べに行こうと言うので、繁華街のおしゃれカフェに出かけました。


カジュアルでかわいらしいお店は満員で、席に着くまで20分ほど待つと言われたけど、全然平気。
繁華街を歩いて時間潰しも良いけど、風が冷たいこの日は、店内の待合スペースに座って話してもあっという間に時間は経って、カウンター席に案内されました。


特筆すべきは、メニューを持ってきてくれるのも、飲み物を持ってきてくれるのも、さらに!料理が出てくるのも、の素早さ!日本の飲食店並みの素早いサービス!やればできるのかこのへんのレストランも!とびっくりしました。


本日のお勧めの、スモークサーモンのベーグルサンドはコールスロー的なほんのり甘いマヨネーズソース、オイスターマッシュルームのエッグベネディクトはとろり流れ出る黄身とバター風味がリッチなマッシュルームで、Kさんと私でちょうど半分こ、どちらもおいしく平らげました。



駐車場の精算は2時間で済ませていて、まだ1時間弱もあったので、少し歩いてパンケーキ屋さんに移動。
お腹いっぱい!と言ってるKさんもふわっふわのそのお店のパンケーキならということだったのだけど、料理の提供まで50分待ちと言われて断念。


先日来気に入っているパン屋さんに行きました。



Kさんは、粉砂糖いっぱいのカスタードクリームたっぷりのドーナッツ。
私はティラミスとロンドンフォッグ。


先のカフェで同じ量を食べたKさんはお腹いっぱいで飲み物はいらないというのに、普通にケーキも500mlの甘い飲み物も入ってしまう私。レコーディングと朝晩のストレッチ程度のダイエットでは痩せませんね。


バイトの同僚なので、話題は新年度からの仕事についてがほとんどです。


気の置けない大好きな友人と、気持ちの良いカフェで美味しいものを食べて、前向きな会話に情報交換で、先日の研修会のどんよりした劣等感が和らいだ気がします。


いや、和らいでいる場合ではなく、劣等感をバネにそろそろ本格的に準備に取り掛からないといけないのですけども。


帰宅したら、暖かくて溶けるからいいかと放置していた雪かきもできたし、ほっと一息ついてつくづく、すごくリフレッシュできたなと思いました。

2024-3-24 前向きに誠実に目一杯

2週間後に始まる、3ヶ月間の契約の仕事の研修会に参加しました。


教材の受け渡しと新年度の計画の打ち合わせと、新たに迎える学生の申し送りです。



研修会に引き続き歓送迎会の食事会にも参加しました。



2週間後に始まる仕事は、これまでの十何年という経験が一応あるのであまり心配していません。


と言うか、見栄を張れるような取り繕えるような素地がないので、それならせめて自分の精一杯やりました、と言えるようにするしかないと思っています。自分がどれだけがんばって取り組むかが仕事の充実につながっていると思っています。


午後の研修会は、ついに始まるがんばらないとな、という気持ちになれたし、夕方からの食事会も、いろいろ話しておいしいものを食べておだやかに過ごせました。


あんなことを話しちゃったけどどう思われたかな、とか、あんな態度だったけど気が利かないと思われただろうか、とか、もともとがぐずぐずうじうじ考えてしまう方なので、このたびもそんなことばかり気になってどんよりしています。


上司も同僚も優秀な方ばかりなので、そんな瑣末なことは気にも留めていらっしゃらないとは思うのだけど、なんだろう、劣等感なんだろうな。


自分を卑下するの本当にしんどいので、少しでも自信を持てるよう、目一杯考えて準備して努力するしかないですね。前向きに誠実に取り組もうと思います。

2024-3-22 大笑いしました

すっかり暖かくなっているこのあたりではありますが、先週は予報通り雪が降ったり止んだりで、またうっすら積もったり溶けたりしていました。


玄関先の雨どいは、何度か見ても詰まっていないのに1箇所ひどく水が漏っているところがあります。


ちょうどその下になっているごみ箱に大きなつららができていると、長女がうれしそうに、いろんなアングルで写真撮影をしていました。



写真を家族のグループチャットに送ってくれたんですけど、その直後に次女から短い動画が送られてきました。


以下、動画のスクショより。


触っちゃうよねー



にとどまらず、バキッ!



からの、叩きつけーっる!



間髪入れずに送られてきた動画がこれで大笑いしました。


2人とも成人女性です。

2024-3-18 ドラマ「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」

私は楽器の演奏も楽譜を読むこともできないし、良し悪しを聞き分けることもできないけど、オーケストラが大好きです。
「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」も、タイトルだけで観ることに決めました。



オーケストラの演奏ってなんであんなに胸に迫るんだろう。心をわしづかまれる感じ。憧れが実体化した感じ。


高校野球観戦も大好きですが、大勢で一つのことに取り組む姿勢に感動するのかもしれませんね。




以下、もーちょっと感想。ネタバレ含むかも。




小さな町の小さなオーケストラが中心の、そこに世界的に有名な指揮者が加わるお話で、毎回?オーケストラが演奏する場面があって、それがもう、とても好き、わくわくで、はあと憧れのため息。


指揮者の奥さんは、バイオリン奏者の娘をめぐる事件をきっかけに、その娘とピアノ奏者の息子を連れて、ドイツから帰国して先の小さな町に住んでいる、という設定で、夫婦、親子、家族、のあれこれにも切なくなりました。


いつもなら、親子のあれこれにはたいてい泣かされるのだけど、それよりも、なんでもない練習風景のオーケストラ演奏の方が泣けるんだなあこれが。


指揮者役の西嶋さん、画家で奥さん役の石田さん、娘は茉奈ちゃん、息子は大西くん、西田敏行さんや玉山さん氷魚くん満島くんも大好きな俳優さんだけど、最近の大好きはやっぱり新木さん。かわいくてきれいでフルートが似合う!ますます好きになっちゃいました。


最終回、


「私は行ってほしい。夏目さんが全然違う私を引き出してくれて、自分が奏でた音に驚いて、嬉しかった。前よりずっと自分を好きになれた。私も全然ちがう夏目さんが見たい。もっともっとすごくなった夏目さんの音楽が聞きたい。」


のセリフはすごく沁みました。


セリフで言うと、西嶋さん演じる夏目さんは、オーケストラのメンバーにいつもとても前向きな言葉をかけていたのがとても素敵でした。大きい人だなと。脚本の中の架空の人物だけど、いろんなことを彼のような視点で受け止めたいと思いました。


あみちゃんもとってもよかったー!一所懸命な姿。泣きながら話す場面はもうもらい泣きの大泣きでした。最後の空港のワルツ演奏シーンも最高!泣かす!



私は、小さい頃からピアノを習いたくて仕方なかったのですけど、あいにく両親は私に、ピアノではなくて習字を習わせました。それはそれで良いこともあるのですけど、ピアノに限らず楽器演奏は、今からでも始めたい積年の憧れです。


楽譜を見て楽器を演奏することは、話せる言語が増えることに似ている気がします。音楽は言葉ではやり取りできない相手とも一緒に楽しめますもんね。


申し訳ないけど子供たちには、その私の憧れを押し付けて、小さい頃からそれぞれ10年弱かな、ピアノを習ってもらいました。


市の中心部には立派な音楽ホールがあってお抱えのオーケストラもあって、また、小さい子供のためのコンサートもあって、子供たちが小さい頃は何度か足を運びました。


子供たちがお年頃になった頃はやっていたゲームでピアノ以外の楽器演奏にも興味が出たようで、中学高校の音楽では楽器演奏の授業を選択して、それぞれ好きな楽器の演奏もできるようになりました。


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Electronic Arts
ビデオゲーム


ピアノも楽器演奏の授業も年2回の発表会があったし、長男長女は中学でも高校でも放課後の課外活動でも楽器演奏をやっていて、その発表会も年2回同じようにありました。
ピアノの発表会が年2回X3人の6回、楽器演奏の発表会が年2回X3人の6回、課外活動の発表会が年2回X2人の4回。


クラッシック音楽もオーケストラも、興味も知識も全くなかった我々夫婦ですが、毎週のピアノクラス送迎と、発表会会場の送迎と参観のおかげで?ピアノや楽器演奏を聞く楽しみを知りました。


もしなにかのきっかけがあればぜひ、なにかの楽器を演奏できるようになりたいけど、憧れのままでも、時々オーケストラのコンサートを聞きに出かけることができたら幸せ。

2024-3-16 バトンタッチ後はご祝儀にしました

長男のお誕生日だったので、お祝いをどうするかちょっと悩んだ末、パートナーと2人でちょっとごちそうを食べられるくらいのご祝儀を贈りました。


このたびは、長男が家を出て初めてのお誕生日だったので、当日は休みのシフトだったうちから徒歩5分の長男の職場に、前日にご祝儀を届けました。


久しぶりに焼いたカップケーキをいくつかと、家に残っていた、長男の小さな兜のお飾りも一緒に届けました。


 


長男が生まれた時、それまでのダントツ1番大好きな夫への気持ちとは比べ物にならない、強くて大きな揺るぎない愛情が湧きあがって、こんなにかわいく愛しいかけがえのない存在があると初めて知りました。
そんなことはありえないとわかっていても、世の中の全ての人に愛される、尊重される、そう思ってくれる人たちに囲まれて生きていける、そういう人になってほしいと思いました。今も変わらず思っています。


がみがみやかましく怒るしぺちっとはたくし、よそさまから見たらそんな風に思っているとは思えない、怖くて厳しすぎるお母さんだったと自覚しています。あんなにすることなかったのかもなと振り返るのですが、例えばもう1回やり直せてもたぶん、同じようにしかできないのではないかとも思います。


日本で生まれて、2歳3ヶ月でこちらに移り住んでからは、がみがみな怖いお母さんがワンオペで育児していた記憶しかない家庭で、外に出れば訳のわからない言葉の環境で、ずいぶん大変な思いをしたと思います。
大きくなってからも、両親は明らかにここで教育を受けた自分より英語ができないしね、頼りにできないことも多くて心細い思いをさせたと思います。


それでも、夫は夫なりに、私は私で私の精一杯で、幸せに生きていけるだろうと思うことを伝えてきたつもり。


俺様気質でこだわりが強くて、聖人君子に育ったとはとても言えないけど、生涯のパートナーに巡り会ってくれたのでひとまず安心。


私はこれからの長男の幸せにはあまり影響しなくなるのかもしれないけど、それはそれで私にもきっと幸せなのだろうし、長男には遠慮なくますます幸せになってもらって、それが続くようにと思っています。