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備忘録;母の役割もそろそろ終盤。55歳になるこれからの毎日のできごとを記録しておこうと思う。

2024-2-14 バレンタインにみる夫の成長

このたびのバレンタインデイは、うちにいない長男長女と、うちにいる次女にも、チョコレートの贈り物を準備しました。


次女には、夜のうちにこっそり、次女の部屋の化粧スペースに置いておきました。
一緒に散歩しようと約束していた長女には午前中に手渡し、この日は夜勤のシフトだった長男には、夕方、うちから徒歩10分弱の職場に届けました。


長女と散歩コースは、この日はスーパーでした。同棲中のYくんに、TikTokで見たチョコレートテリーヌを作ってあげるのに、生クリームを買いたいと言うので。


スーパーは午前中から、バレンタインデイにパートナーにお花を贈りたいおじさまたちで賑わっていました。


↑ 人通りがない瞬間を見計らって撮影。


お花屋さんは、バレンタインデイ用のブーケとアレンジメントでいっぱい。いつもは誰もいないカウンターにも店員さん2名体制で忙しそうでした。



このあたりのバレンタインデイは、「贈り物を贈るのは女性」ということはなくて、男性から女性にもプレゼントされています。
チョコレートやケーキといったデザートやら、シャンパンに果物、アクセサリーや香水や下着といったいろっぽい贈り物も、ホテルディナー後にバラの花びらを散らしたスイートルームへとか、パートナーが喜びそうな贈り物を準備されるみたいです。


そういう文化?なようで、夫も職場の方々に、何を贈るの?とか聞かれるみたい。
何もしないと答えると、家庭を大事にしない非情なできない男性、と思われてしまうので、そういうプレッシャーもあって、夫も一応贈り物を持って帰ってきます。


初めのうちは、歯磨き粉みたいなフィリングが入っているような、スーパーのお安いチョコレートでした。
申し訳ないけどおいしくなくて、ありがとうともらってもいつまでもなくならない、子供たちですら食べない、いつまでも残ってる、とかいうことになっていました。


こういうチョコレートじゃない方が良い、と伝えたら、次はお花になりました。
スーパーにお手頃価格のブーケがここぞとばかり所狭しと売り出されるので。
お花をもらうのうれしいんですけど、ブーケはすぐに枯らせるのもったいないし、たびたび水を換えたり、枯れたものから間引きして見栄え良く整えたり、手間がかかりますよね。アレンジメントだったらそのまんまにしておけて良いけど、夫の予算内には収まらない。


お花はお世話が大変、と伝えたら、もらう側が注文つけてなんやねん!みたいになってしまったんですけども、間違いなく手放しで喜ぶのはポテトチップス!と伝えて解決しました。


ロマンチックな贈り物にどきどきする女性がいっぱいの環境にいながら、私のバレンタインは長年、夫がプリングルスを私と子供たちにもで4本買ってくる、というものでした。


昨年まではまだ、プリングルスだったと思うのですが、今年の夫からのバレンタインギフトはこちら。



これを選べるようになった夫の成長ぶりと、根気よく教え続けた私の忍耐。


長い年月を費やしましたが、次女と半分こでおいしくいただけました。


ちなみに私から夫へのバレンタインギフトは特にありません。甘いものを欲しない、探してまで贈り物に出費してほしくないという夫です。